お知らせ
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)の接種を行っています
当院では帯状疱疹の予防接種を行っております。
ワクチン接種をすることで帯状疱疹の発症率を低下させ、また帯状疱疹を発症した場合でも帯状疱疹後神経痛という数ヶ月続く辛い痛みの発症率を低下させることができます。
帯状疱疹のワクチンには下記2種類があります。
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」
- 帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)
これまでは帯状疱疹専用のワクチンはなく、水ぼうそうの予防にも使われている水痘ワクチンを使用していましたが、2020年1月に新しい帯状疱疹ワクチンである「シングリックス」が発売となりました。
50歳以上の方にはいずれも適応です。
2つの薬剤にはいくつか違いがあり当院ではいずれも対応可能です。
帯状疱疹の予防効果
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン:3年間で発症率51%低減。5年目までは効果持続
- シングリックス:3年間の発症率97.2%低減。経年的に効果は減弱するが9年以上効果が持続
ワクチンの種類
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン:生ワクチン
- シングリックス:不活化ワクチン
費用とスケジュール
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン:1回皮下注射 8,800円(税込)
- シングリックス:2回筋肉内注射(2ヶ月間隔)22,000円✕2回(税込)
乾燥弱毒生水痘ワクチンよりシングリックスの方が予防率が高く、効果も長く持続します。また、帯状疱疹後神経痛の発症率を大幅に下げることができるため、一般的にはシングリックスをおすすめしますが、費用が高額となります。
なお、水痘ワクチンは生ワクチンのため、免疫力の低下している人には接種できません。
ご希望の方はご来院いただき改めて医師より説明させていただいた上で、接種予約とさせていただきます。 お気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。